2021年3月、DJI社から初のFPVドローン「DJI FPV」が販売され、私も所有している機体の1つでございます!DJI社のドローンは初心者でも扱いやすく、誰でもすぐに飛ばせることが出来ます。もちろんDJI FPVもハイスペックで扱いやすいドローンです。 そこで今回は、DJI FPVを私なりの経験を交えてレビュー解説していきたいと思います。この記事が皆さんにとってご参考になれば幸いです!

機体の特徴
時速140kmの高速飛行に対応した超高スペックドローン「DJI FPV」。操縦の安定性や耐風性に優れているボディは航空力学に基づいた設計がされています。DJI製のドローンは初心者の方でも簡単に飛行状態まで組み立てることが可能で、扱いやすいドローンとなっています。このドローンはゴーグルを使用してゴーグル映像を見て飛行をするドローンとなっています。最大飛行時間は使用するモードによって異なりますが、およそ20分ほどです。他ドローンと比較しても、あまり大差は感じないと思います。 そして、DJI FPVのフライトモードはNモード、Sモード、Mモードの3種類あり、初心者〜上級者までが操作可能です。 Nモード(ノーマル)は、GPSやビジョンポジショニングシステムを使用してその場でホバリングするなどといった他のDJIドローンと同様のモードとなっています。誰でも操作しやすいモードで、障害物検知センサーもついているので、安心して飛行出来ます。 Sモード(スポーツ)はMモードの簡単操作出来るモードと言ったところでしょう。ダイナミックな動作性が出来るMモードと安全性重視のNモードの両方の特性を持っているモードです。Sモードは3種類のモードの中で中間に位置し、Mモードに挑戦する前のスキル向上を図っていく中級者向けのモードとなっています。 Mモード(マニュアル)は上級者向けのモードで、センサー類・ホバリング機能が無効となり、自由自在に操作することが可能です。ダイナミックな映像が望めますが安全面に欠けているので、経験豊富なユーザー向けとなっています。 技術を身につけながらもスキルアップを望める一つの機体でそれが実現可能なドローンはこのDJI FPVだけではないでしょうか。実際私もMモードまで操作しましたが自由自在にコントロール出来る分、不安になる時がありました。でもそういう時は、飛行中にNモードに戻すことができ、その場でホバリングしてくれるので、いざという時にとても助かっています。DJI FPVを使用するときは、離着陸させる時はNモードで、自分の飛ばしたいポイントでMモードで飛ばしています。安心安全しか勝たん!と言ったところです!!! またオプションとして、片手の動きだけでDJI FPVを制御できる画期的なモーションコントローラー(別売)にも対応していて、面白いドローンであること間違いなしです。

カメラ
DJI FPVに搭載されているカメラは1200万画素の1/2.3CMOSセンサーを採用しています。最大120Mbpsのビットレートで4K/60pの映像が撮影可能です。また、「RockSteady EIS」技術により電子式のブレ補正をかけられるので、比較的滑らかな映像を撮影することが出来ます。 DJI FPVは飛行中でもゴーグルの操作で映像の露出などの変更が出来るので、優秀だなと感じました。 実際のところ、所有しているDJI Air 2sの映像と比較するとDJI FPVには多少のブレを感じます。ただそれは自分の腕の見せ所だなと感じました。もっともっと練習する意欲も増しましたし、DJI FPVでも滑らかでダイナミックな映像を撮ることが出来るので、逆に比較対象出来る機体を持っていて良かったなと思います。今のところ、少しブレやすいかなと感じるくらいで、他の性能は他のドローンと同様かと思います!

まとめ
DJI FPVについて、私の経験談も交えてお話ししましたがいかがだったでしょうか。まさかDJIからこんな画期的なドローンが出るとは思ってもいなかったですし、魅力しかないドローンだなって思います。一つの機体で映像や操縦などの全てが完結できるので、最初に買うドローンの一つとして考えて見てもありありです! 割とスポーティーな仕様にはなっていますので、やはり自分の飛行目的によって使い分けして頂けましたら幸いです。 長々と記事をご覧いただきありがとうございました! それではまた次の記事で!!!

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